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羽山みずき

プロフィール

羽山みずき
山形県生まれ。中学時代より、作曲家の聖川 湧氏に指導を受ける。高校卒業後、出羽三山神社の巫女をしながら歌の勉強を続け、『2015年日本クラウン(株)新人オーディション』でグランプリを獲得。平成28年にデビューし、『日本レコード大賞』新人賞を受賞。
▼羽山みずきの最新情報はこちら
http://www.crownrecord.co.jp/artist/hayama/whats.html

雪で遊んだ子どもの頃を思いつつ、澄んだ声で歌い上げる恋の切なさ

4月でデビュー1周年ですね。この1年はいかがでしたか?

すべてが初めてのことで、常に体当たり状態でした(笑)。全国を回って多くの方と出会えて、『日本レコード大賞』新人賞も頂きました。地元の山形にいる家族や友人にも喜んでもらえて、良かったです。

2曲目となる「雪んこ風唄」は、どんな作品ですか?

雪国が舞台の作品です。童謡のように親しみやすいイントロを聴いて、小さい頃、雪が積もったのがうれしくて外に出た感覚が、よみがえりました。歌詞に出てくる"かまくら"でも、よく遊びました。曲は明るく始まりますが、歌詞には、恋の終わりを迎えた女性のつらい気持ちが詰まっています。その切ない恋心と曲の明るさとのバランスを取りつつ、歌詞を大事に歌っていきたい作品です。衣装はデビュー曲に続き、はかまです。巫女をしていたときは毎日はかま姿でしたし、落ち着くんです。

作詞の海老原秀元先生は、初対面の羽山さんに両手で握手をされ、感激したそうですよ。手も人柄も温かくてまさに"神ってる"と。

海老原先生は優しくて、先生こそぬくもりあふれる方でした(笑)。先生による今回の歌詞では、"北で生まれて北の町に生きる"というフレーズが好きです。私もデビュー前は、山形で生まれ、歌手を夢見ながら山形で年を取っていくんだなと考えていました。

海老原先生は、こぶしがきれいに回っていて、作品がより美しく聴こえると褒めていました。

うれしいです!"雪んこ雪んこ"という歌詞やメロディーにかわいい感じもあるこの曲を、演歌っぽく歌うにはこぶしかな、と考えて。作曲していただいた聖川 湧先生とのレッスンで、こぶしの箇所を調整しました。

もし自分の好きな人が、この作品のように、理由も告げずにいなくなったら、どうしますか?

やっぱり悲しくて、途方に暮れると思います。この女性の切なさは、学生時代、憧れた人がいたときの気持ちを思い出して歌っています(笑)。暗くなりすぎずに、切なさをうまく伝えていけたらと思います。

この作品をカラオケで歌うときのアドバイスをお願いします。

"不意の別れは"から"なにも言わずに"までは3連音符のリズムを大切にして歌っていただきたいです。サビの部分は、すっと耳に入ってくる、シンプルなフレーズ。感情を込めすぎずに歌った方が、耳に残りやすいと思います。私はこのサビのメロディーが特に好きで、子どもの頃の雪遊びをイメージして、リズムに乗って歌うようにしています。

以前、本誌で、"元気の源は家族との電話"とおっしゃっていましたが、変わっていませんか?

はい、相変わらず家族にはよく電話します(笑)。ほかにはウオーキングをしたり。また、山形で撮影された藤沢周平さん原作の映画も見ます。"あ、月山だ!"などと、画面に映る景色から元気をもらっていて、"山形愛"は増す一方(笑)。こんなふうに元気をチャージして、今年も新しい出会いを重ね、日々努力していきたいです。

海老原 秀元(えびはら ひでもと)

作家プロフィール

海老原 秀元(えびはら ひでもと)
東京都生まれ。会社勤めのかたわら作詩教室に通い、講師として来ていた作曲家の桜田誠一氏に出会い、師事する。昭和63年、三沢あけみ「はましぎ」で作詞家としてデビュー。平成6年、鏡 五郎の「露地裏」でキングレコードヒット賞受賞。主な作品は、鏡 五郎「水たまり」、中西りえ「北海男節」、松原のぶえ「面影橋」、桜ちかこ「袰月海岸」など多数。

羽山みずきさんの「雪んこ風唄」を作詞された海老原秀元先生にお話を伺いました。

羽山さんのことは以前からご存じでしたか?

TVで見て知っていました。チャーミングでピュアな印象でしたね。今回はレコード会社の方に依頼されました。デビュー作と同じく第2弾も、元・巫女さんらしい清楚な雰囲気の作品ということで、あらためて羽山さんの歌を聴いたりして、どんな作品が合うかを考えました。

羽山さんと実際に会ったのは、レコーディングのときですか?

ええ。礼儀などもきちんとした、イメージ通りの明るい方でした。歌詞は羽山さんをイメージして書きました。歌の初めに主人公の女性が置かれている状況、次にその状況に対する気持ちを描き、感情移入して歌えるようにしました。でもレコーディングで実際に聴いたら、感情を入れ込むと、彼女らしいピュアな感じが壊れるような気がしたんです。それであまり感情を入れない方が良いと現場でアドバイスしました。

"雪んこ"という言葉の響きが愛らしく、印象的ですね。

東北地方では、雪のことをそう言います。今回の歌詞は、嫌いになったわけではないのに、恋人同士が何かの理由で別れてしまったという設定。その重たい雰囲気を、雪で表わすようにしました。サビの"雪んこ雪んこ風になれ雪んこ雪んこ"の部分は、"雪よ、このうっ積した気持ちを、風になって飛ばしてください"といった意味です。でも自由に解釈していただければ。聖川先生は、私のイメージ通りの曲を付けてくれて、羽山さんもはかなげに歌ってくれて、彼女の清純なキャラクターに、ピッタリはまった作品になったと思います。

羽山さんへのメッセージをお願いします。

その爽やかで澄んだ声を保って、ピュアな雰囲気をなくさないように心掛けてほしいです。歌は、ますますうまくなるでしょう。でも何年たっても、ぜひレコーディングのときと同じ真摯な気持ちと、みずみずしい声で歌ってもらえればと思います。

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