こおり健太特集

  • インタビュー
  • 最新情報

interview

Interview

こおり健太

プロフィール

こおり健太
宮城県生まれ。歌手になる夢を抱きつつ、保育士をしながら、多くのカラオケ大会に出場。福島テレビ『弦哲也のFTVカラオケグランプリ』でグランドチャンピオンとなる。 平成20年にデビュー。前作「雨の舟宿」はオリコン演歌チャート初登場第1位を記録。
▼こおり健太の最新情報はこちら
http://www.tkma.co.jp/enka_top/koori.html

言葉一つ一つを丹念に響かせて磨きをかけた"女歌"

新曲「 風花 かざはな 」は、切ない恋に揺れる女心がテーマですね。

これまでメインに歌ってきたのは、女性が主人公の"女歌"です。「 風花 かざはな 」では、この路線は変えずに何か新しい風を、ということで長くご一緒してきた先生方を離れ、詞を田久保真見先生、曲を岡 千秋先生に作っていただきました。先生方が変わると、また違ったことを課題として与えられるだろうと思っていて、"乗り越えるぞ"という意気込みはありました。作品づくりはとても刺激的でしたね。

どんな点が課題となり、刺激となりましたか?

レコーディングで初めてお会いした岡先生からは、"音を伸ばし過ぎ""言葉の響きがこもっているよ"といった指摘を受けました。岡先生は聴いた瞬間にその部分に適切なアドバイスをくださって、すごいなと思いましたね。例えば1番の最後、"言ってください"は"だ"の後に小さな"っ"を入れ、"くだっさい"と歌うよう、アドバイスしていただきました。そうすると勢いが出て、次の"さ"の音もよりクリアに響きます。いろいろと歌の技術を教わりましたが、小さな"っ"を入れることで、こんなに表現や届き方が変わるんだと知ったのは大きかったです。

岡先生はどういうお人柄ですか?

すごく優しくて、ユーモアもある方です。レコーディングで、先生からのアドバイスを僕が自分の中に落とし込む間、"大丈夫か?""自信持って!"などと声を掛けてくださいました。先生のそんな温かいお人柄もあって、この作品に、より愛着が湧きました。

風花 かざはな 」では、特に"どうかどうかどうか"の部分に、グッと引き込まれますね。

同じ言葉を3回繰り返し、テンポもあるこの部分は、最大の聴かせどころです。ここに僕の持ち味である、女性が泣いているような"泣き節"をテンポを崩さずに持ち込むようにしました。また、最初の"どうか"は心細さ、2つ目は"私の方を向いて"、3つ目は"私を受け止めて"、といった主人公の思いを歌い分け、変化も付けています。カラオケで歌っていただくときは、ご自分なりに歌い分けてもらえればと思います。

こおりさんは"まじめすぎる"と、岡先生がおっしゃっていました。ご自分でもそう思いますか?

思います(笑)。僕は作品に対してすごく責任を感じてしまうんです。作詞・作曲の先生方、演奏をする方、レコード会社の方と多くの方々の思いが作品には込められています。だからこの作品をどうにか育てなきゃ、と一生懸命に取り組むんです。でもオフにはカフェに出掛けてコーヒーを飲み、リラックスしています。カフェでの人間観察も楽しくて(笑)。サイフォンで入れるお店によく行きますね。好きなトラジャコーヒーを飲むと、ホッとします。

最後に、ファンの方にメッセージをお願いします。

またこうして新しい曲と巡り合えたのも、日頃応援してくださって、作品を歌ってくださる皆様のおかげです。ぜひ「 風花 かざはな 」をかわいがっていただき、こおり健太をまたひと回り大きく育てていただけますよう、応援をよろしくお願いいたします。

岡 千秋

作家プロフィール

岡 千秋(おか ちあき)
昭和25年、岡山県生まれ。歌手を目指し、17歳で上京するが、作詞家・久仁京介の誘いにより作曲家に転向。昭和45年、日吉ミミ「男と女のお話」のB面「むらさきの慕情」でデビュー。代表作に五木ひろし「長良川艶歌」、神野美伽「命の恋」、中村美律子「河内おとこ節」、原田悠里「津軽の花」、都 はるみ・岡 千秋「浪花恋しぐれ」など。手掛けた作品のセルフカバーアルバム『魂の唄V』も発売。

こおり健太さんの「 風花 かざはな 」を作曲された岡 千秋先生にお話を伺いました。

こおり健太さんとは、初めてのお仕事ですね。お会いしてみた印象はいかがでしたか?

爽やかな好青年で、文句なしの声質、ひたむきさと笑顔が歌手としての魅力ですね。声は高めですが、とても聴きやすい。ぐーんと上っていって、高音から始まる「 風花 かざはな 」の出だしは、彼の声質だからこそです。

レコーディングで、こおりさんに求めたのはどんなことですか?

僕は彼の体全体から出てくる声がどうしても欲しくて。10回以上歌ってもらううちに、体の芯からの彼本来の声が出てきて、"これだ!"と喜びました。あとは言葉の響かせ方です。例えば"お前"でも、前後に掛かる言葉によって優しく、あるいは切なく、と何通りもありますよね。特に"どうかどうかどうか"の部分には、すがる思いや切なさなどが集約されていて、"どうか"はいろいろな響かせ方ができます。だから感情を丁寧に注ぎ込んでほしくてなかなかOKを出しませんでした。でも仕上がりは素晴らしく、大満足です。声の出し方や言葉の響かせ方などにこだわった「 風花 かざはな 」は、こおりさんの新境地だと思います。

カラオケで歌うときのアドバイスをお願いします。

風花 かざはな 」は言葉がひしひしと伝わってきますよね。この作品は"語って"なんぼ。"語り"とは普通に歌うのと同じ音量で、言葉を区切って歌うことです。出だしの"咲いてはかない"なら、"咲いて"の後、"はかない"とあらためて届ける感じで歌います。その方が聴く人に、より言葉が届きます。歌い上げるのは冒頭の2行と最後の1行で、あとは"語り"。歌い上げる際も、言葉と気持ちを区切ると歌がガラッと変わりますよ。"どうかどうかどうか"から始まる1行は、感情を入れ込んでください。

こおりさんへの応援メッセージをお願いします。

歌以外のいろいろな世界を体験し、さまざまな人と出会ってほしいですね。そうすれば人として幅や余裕も生まれ、それが歌ににじみ出て、さらに歌手として伸びるでしょう。自信を持って歌うことも大切に。今後を、大いに楽しみにしています。

ページトップへ戻る

▲ トップへ戻る

楽曲を探そう!