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Interview

大江裕

プロフィール

大江ゆたか
大阪府生まれ。
祖父が歌う北島三郎の曲を耳にして育ち、歌手となる夢を抱く。
16歳の時、TV番組『さんまのスーパーからくりTV』に出演し、人気者となる。その縁で、のちに憧れの北島三郎と対面。北島音楽事務所に所属し、平成21年デビューを果たす。
▼大江ゆたかの最新情報はこちら
http://www.crownrecord.co.jp/artist/ohe/whats.html

歌って感極まり、涙も。苦楽ある自身の歩みを映す本格演歌。

新曲「檜舞台」は、自分が選んだ道で切磋琢磨する姿を歌っていますね。ご自身に重なるようで、気持ちの入り方はいかがでしょうか?

かなり気合いが入っています。実は僕にとってこの作品は、“冒険”の意味合いもあるからです。今まで、師匠の北島三郎先生に作っていただいた曲を多く歌ってきました。でも、違う先生の作品で“冒険”して、いい結果を報告できれば、北島先生はもっと喜ぶと思ったんです。その気持ちと“男気あふれる正統派演歌を歌いたい”ということを、北島先生の奥様にお伝えしたんです。それで今回、話が進み、作曲は岡 千秋先生に初めてお願いすることになりました。男唄は以前も歌っていますが、今回のようにゆったりとしたテンポではないので、その点も新しいチャレンジです。

作詞の仁井谷俊也先生は、“この作品で勝負を”と、おっしゃっていましたよ。

デビュー曲も書いていただいた仁井谷先生には、当時からかわいがっていただいています。先生は本当に研究熱心です。僕が歌手になってからの歩みをすべて頭に入れ、歌詞に詰め込んでくださいました。僕は体調を崩して歌を離れ、悔しい思いをした時期もあったんです。そんな僕への、仁井谷先生の優しさを“くやし涙を 意地にかえ”という歌詞に感じます。“初心ふた文字 正す襟”という歌詞も心に刺さりますね。僕の師匠である北島先生が最も大事にしているのが“初心”であることも仁井谷先生は調べ、歌の中での師の教えとして歌詞に入れたそうです。この作品をプロモーションビデオの撮影で歌ったときは、涙が止まらなくなって…。初めてのことで大変でした(笑)。自分の中から湧き出るものがあったようで、感情が揺さぶられるような、素晴らしい作品を作っていただきました。

そうでしたか。この作品への、北島さんの感想はいかがでしたか?

奥様は“グーよ” (笑)と言ってくださいましたが、北島先生には何も言われていません。でも、何か言われるのは“ダメ”ということなので…。北島先生は僕にとって、本当に大きな存在です。ここまで諦めず、歌い続けることができたのも、北島先生のおかげです。

「檜舞台」を、カラオケで歌うときのポイントを教えてください。

サビの“ 雪・月・花・夢 ゆき つき はな ゆめ ”は優しく“この舞台“は思い切り歌っていただきたいですね。出だしは音が高いですし、僕にも難しいところです。冒頭の1行は檜舞台を踏む、晴れ晴れとした感じが出るよう、優しく、軽く歌うようにしています。でも、気持ち良く歌っていただくのが一番です。この1曲で3曲ぐらい歌った気になる奥深い作品ですから、ぜひチャレンジしてみてください。北島先生には“カラオケ大会へのゲスト出演の際は、勉強してこい。誰の歌にも一つは学ぶべきところがある”と言われています。北島先生も、TVのカラオケ番組はよく見ているそうで“幾つになっても、勉強に終わりのないのが演歌だ”と。良いこと、おっしゃいますよね(笑)。

今後の抱負を教えてください。

来年のデビュー10周年に向け、この作品で“檜舞台”に立てたら、と思います。自分にとって最大の檜舞台は、やはり『NHK紅白歌合戦』です。僕が歌うところを、祖父母に見せてあげたいです。皆様、応援のほどよろしくお願いいたします。

仁井谷 俊也

作家プロフィール

仁井谷 俊也(にいたに としや)
昭和27年広島県生まれ。 昭和56年に当時のクラウンレコード(現日本クラウン)の歌詞募集で「酔いどれ船」が入選し、作詞家としてデビューする。
主な作品に三山ひろし「男のうそ」「あやめ雨情」、北島三郎「橋」、水森かおり「安芸の宮島」「大和路の恋」、大月みやこ「女の哀愁」、氷川きよし「ちょいときまぐれ渡り鳥」「さすらい慕情」ほか多数。

「檜舞台」を作詞された仁井谷俊也先生に、大江 ゆたかさんの成長ぶりを伺いました。

先生はデビュー曲をはじめ、大江さんの作品を幾つか作詞されていますね。先生にとって大江さんは、どんな歌い手ですか?

デビュー曲を手掛けた人は、こちらも気に掛かるものです。大江くんの場合は、デビュー前、TVの人気番組に出演していたのも見ていましたからね。会えば“先生、先生”と人懐っこく寄って来てはいろいろと話してくれますし(笑)、親しみはあります。

デビューの頃から見て、大江さんはどう変わりましたか?

TVで見ると優しそうで、軟弱っぽいイメージもありますが(笑)、かなり男っぽく、人間的にも成長しましたね。だから余計にこの作品でヒットを飛ばせたら、と思います。今回はレコーディングで、意気込みがとても伝わってきました。これまでは若さゆえ、少しコミカルな作品を歌うこともありましたが、年齢的にもいよいよ今回のような正統派演歌を歌えるようになり、良かったなと思います。人間的に磨かれましたし、キャリア的にも勝負する時期に来ていると感じます。

「檜舞台」は、大江さん自身にぴったりなタイトルですね。

最初から作品のテーマは“師弟関係”で、というお話でした。それでいろいろとタイトルを考え、最終的に「檜舞台」と決まりました。歌の内容は大江くんをイメージしつつも、職人さんですとか、どんな世界にも当てはまるように書いています。この歌の主人公は、師匠に鍛えられるところから上り詰めていきます。だから“頂上てっぺん”という言葉は使いたくて、歌詞に入れました。サビの“雪・月・花・夢ゆき つき はな ゆめ”という言葉は、実は3番にだけ使っていましたが、キャッチーだということで、すべてのサビで使うことになりました。

最後に、大江さんへのメッセージをお願いします。

声も良いし、歌唱力もありますから、本当に頑張ってほしいです。大江くんの実力は、今回のような正統派演歌なら、伝わりやすいでしょう。一般の方に“なるほど、良い!”とぜひ感じてもらえれば、と思います。

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