大城美友×BARKS×DAMインタビュー後編! 気になる前編はBARKSのサイトでチェック!
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オレンジバタフライ
オレンジバタフライ
※動画はカラオケ映像とは異なる場合があります
沖縄県名護市出身のシンガーソングライター・大城美友が、10月10日にミニ・アルバム『MI-POSITION』でメジャーデビューを果たす。高校生のころに作詞・作曲を始め、地元だけでなく県外のイベントにも参加するなど、精力的な活動で存在を広めていった彼女。その歌声は、生きるエネルギーに満ちたもので、誰がどんなときに聴いても元気をもらえること間違いなし。メジャーデビューにあたっての思いから、カラオケにまつわることまで聞かせてもらった。
―メジャーデビューおめでとうございます!
ありがとうございます!
―メジャーデビューに際してのコメントで“デビューが 決まったときは、うれし過ぎるあまり冷静になりました” とありましたけど、“冷静になった”というのはどういうこ となんですか?
今の時代、デビューするからって“行ける!”というわけでもないですよね。だから、“ようやくスタート地点に立ったぞ”っていう気持ちなんです。心の中では“やったー!”なんですけど、“よし、これからだぞ”って思っています。もちろん、これまで活動してきて一番うれしい瞬間ではあったんですけど、“ここまで来てしまった。もう遊びの音楽はできないぞ”っていう気持ちもありますね。
―『MI-POSITION』を聴いて、ものすごく元気な歌声 だなって思ったんですけど、実際にお会いしてまさにそ のままですね。
(笑)。元気な女の子と、弱い女の子が自分の中にいるんです。(両手を大きく広げながら)80 %は太陽みたいな大城美友が勝っているんですけど、恋愛になると、途端に弱い女になるんですよ。
―「声が枯れるまで」で“あたしはただの弱い女”って 歌っていますもんね。でも、人前で歌うときには、80% 元気な自分を見せたいと思っている?
そうですね。とにかく、みんなを抱きしめたいんです。泣いてる子や、悩みを打ち明けられずにどうにかなりそうな子がいっぱいいるんですよね。そういう人たちの力になりたいし、“ おいで!”って言いたいです。
―2014年に沖縄で行われた世界的なオーディション番 組の日本大会『X FACTOR OKINAWA JAPAN』 で、エントリー総数約2,000組の中からTOP6まで勝ち 残ったということですが、これはどんなきっかけで受けた んですか。
高校生のころからライブハウスで活動していたんですけど、うまくいかなくて音楽に悩んでいたことがあって、そんなときに出合ったオーディションなんです。
―音楽に悩んでいたというのは?
どうしてかわからないんですけど、もう音楽をやめようかなっていうくらいにうまくいかなかった。曲は書けないわ、ダメ出しされるわで、いろいろ重なって自信をなくしていたことがあって。そんなときにこのオーディションを知って、自分がどこまでできるか挑戦してみようと思って受けたんです。優勝したかったので、6位の結果が悔しくていっぱい泣きました。
―残念ながら優勝はできなかったけど、このオーディ ションをきっかけに、それまで悩んで行き詰まっていた ようなところは払拭されたんでしょうか。
払拭されましたね。ポジティブな気持ちがより強くなりました。一回落ちているから、なおさら。“私の曲を聴いてください”っていう気持ちはあるんですけど、“類は友を呼ぶ”っていう気持ちで歌っているときもあるんです。私の元に、悩んでいる子たちが来るんですよ。だから、ライブに来てくれた子をハグしたりします。
―じゃあ、そういう子たちを想像して曲を作っている?
それもあるし、自分への応援歌でもあります。
―大城さんは、普段カラオケに行きますか?
行きます。ひとりで行くときもあるし、母と行くときもあります。小さいころから行っていました。
―どんな曲を歌っていたんですか。
一番初めに歌ったのは、「もりのくまさん」です(笑)。その次はモーニング娘。さんの「ハッピーサマーウェディング」ですね。その後は、倖田來未さん、清水翔太さん、加藤ミリヤさんの曲を歌うようになりました。
―やっぱり、バンド系よりもソロアーティストの曲が多 いんですね。
そうだったんですけど、19歳とか20歳のころにロックバンドの音楽も聴くようになって、WANIMAさんが好きでカラオケでも歌っていました。結構歌えるんですよね。パンチが利いてる歌が合っているんだと思います。
―大城さんの歌は、すごく声量もあるし、何よりピッチ が正確です。カラオケで採点したら結構良い得点が 出るんじゃないですか?
得点は結構高めですね。昔からそうでした。“あとは気持ちの抑揚に気を付けましょう”みたいな感じで。最近はあんまりカラオケに行けないんですけどね。
―カラオケに行ったときは、練習に使うこともあるんで すか?
使いますね。沖縄では、家で普通に大きな音を出して歌っていたんですけど、東京だと歌の練習がカラオケでしかできないので。練習するときは、機械の力でうまく聴こえたりしないようにエコーなどは全部ゼロにして歌います。
―大城さんの曲をカラオケで歌いたいという人もいる と思います。カラオケで歌うときのコツがあればアドバ イスをお願いします。
大城の歌は、感情で歌ったらうたえます。声は“出すものだけど出すものじゃない”から。
―どういうことですか?(笑)
要は、ここ(ハート)。感情で歌ったら80点は取れます。特にサビに心を込めてください。私の声を聴いて、まねして歌ってくれたらうれしいです。
―声を出すために、普段からやっているトレーニングと か気を付けていることはありますか?
何もないです。ただ、寝ないで歌ったときは声が出なかったので、気を付けていることがあるとすれば、よく寝ることですね。よく寝て、私の声をまねて、感情を込めて歌えば、80 点は取れます!(笑)
(取材・文:岡本貴之)
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