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瀬口侑希

デビュー20周年を迎え、初めて地元・神戸をモチーフにした「須磨の雨」で切ない恋歌をすがすがしく聴かせる瀬口侑希と、作詞を手掛けた麻 こよみ先生にそれぞれお話を伺いました。

カラオケ配信曲 ※5/12より「本人映像」で歌えます

瀬口侑希インタビュー

―新曲「須磨の雨」の舞台は、地元・神戸の須磨海岸ですね。

海水浴場として有名で、神戸っ子なら一度や二度は、家族や友人と訪れている場所です。のんびりした、まさに地元という感じの須磨で、一昨年はサンセットライブ、昨年はディナーショーを開催しました。私の担当ディレクターも来てくれて、須磨を気に入り、この新曲を作る運びになったと思います。地元・神戸が舞台のシングルは、今回が初めてなんです。

―麻 こよみ先生による詞も、今回が初めてですね。

麻先生とは、テレビのカラオケ番組でたびたびご一緒していました。審査員である先生の隣にゲスト出演の私が座ると、先生は優しい方なので、いろいろと私のことを褒めてくださるんです。詞をお願いしたいという思いがやっと実現し、須磨を美しく描いていただきました。冒頭の“女の胸に 涙が雨漏り しています”は切ないですよね。明るいお人柄の麻先生から、こんな切ない詞が出てくるのがまたいいんですけど。須磨は『平家物語』で語られる源平合戦の平 敦盛ゆかりの須磨寺があり、また『源氏物語』にもゆかりの歴史ある所なので、歌詞の“須磨の浦”という言葉も好きです。2番には須磨海岸の“白い砂”“松並木”が、3番には“淡路島”も出てきて、歌詞は全部気に入っています。

―麻先生はレコーディングにも立ち会われたそうですね?

もう楽しくて。オケ(伴奏)どりの日、完成した曲を聴いたのですが、まだ歌も録音していないのに、麻先生は“これは売れる”と断言されたんです。私も同調しましたが、2人とも気が早いですよね(笑)。

―歌う上で大切にされたのは、どんなところでしょうか。

作曲の水森英夫先生には、出だしから“芯のある歌い方で”とご指導いただきました。しなをつくらず、直球を投げ込むようにハッキリ歌うことで、言葉も伝わると。確かに伸びやかに歌えて、切ないながらすがすがしい作品になったと思います。

―カラオケで歌うときも、作り込まずに歌うことがコツですか?

そうですね。冒頭から声を前に出し、サビを勢いよく歌ってもらえれば。“明石海峡大橋(かいきょうおおはし) 灯(ひ)がともる”というサビは、ここからジェットコースターがゴーッと進むような勢いがあって、歌うとスカッとします。ぜひ本作を歌って、スカッとしていただきたいです。

―高音のヌケ感あふれるサビは、とても耳に残りますよね。

“キター!”という感じです(笑)。デビュー時から高音をパーンと出すのが得意でしたが、年齢を重ねてしっとりと歌う作品も増えてきて。水森先生は、デビュー20周年の節目に、私らしい見せ場を作ってくださったと思うので、頑張って歌っていきたいです。

[Profile]

兵庫県生まれ。デビュー前より作曲家・桜田誠一先生に指導を受ける。文化放送主催のオーディションでグランプリを受賞し、2000年に「ねぶた」でデビュー。ヒット作に「津軽の春」など。5月15日、『デビュー20周年記念アルバム ~あなたに贈る愛の歌~』をシングルと同時に発売。

作詞家・麻 こよみ先生インタビュー

―もともと瀬口侑希には、どんな印象をお持ちでしたか?

ご一緒したことのあるカラオケ番組では、歌手の方も出場者の歌について、よくコメントを求められます。続けて求められると、前の出場者への言葉と重ならないように、なおかつ厳し過ぎず褒め過ぎずに、となかなかコメントするのも難しいんですよ。でも、彼女はとても上手にコメントしていて、“聡明(そうめい)な方だな”という印象でした。身長が高くてテレビ映りも良く、声にも厚みがあり、とても聴きやすいと思います。

―今回はどんなイメージで作詞されましたか?

須磨といえば、『源氏物語』の舞台の一つ。須磨から明石に移った光源氏に愛されるのが明石の君ですが、やがて彼は去ってしまいます。それで、“お迎えに来てくださるかしら?”と、愛しい人を待つ女心をテーマにしました。女性には、“明石の君”になり切って歌ってもらえればと思います。ちなみに瀬口さんとは歌詞の中の男性について、“女性の元にまた来ますかね?”“たぶん来ないですよね”なんて話をしました。

―特にこだわったのは、どのフレーズでしょうか?

1番の冒頭2行ですね。通常、最初の2行で“これは!”という詞ができると、ディレクターも“おっ、いいね”となります。今回は、主人公の切ない気持ちを表わす“涙が雨漏り しています”がいいと自画自賛しています(笑)。演歌では、雨や雪は使いやすい描写。雨は“しとしと”“そぼ降る”など多くの表現がありますが、何か新鮮な表現はないかと考えました。女性カラオケファンの方に、この部分が“いい”と言っていただけるとうれしく思います。でも歌う方と、作り手ではいいと思う箇所が違うことはよくあるので、分かりませんね(笑)。

―最後に瀬口侑希へのメッセージをお願いします。

作詞家も歌手も表彰される『日本クラウンヒット賞』を、この作品で一緒に頂きたいですね。タイトルも品がありますし、ぜひヒットさせて、“ふるさとの歌が当たりました”と、神戸に凱旋(がいせん)キャンペーンができるようになれば、私もうれしいです。

(取材・文:大西千夏)

麻 こよみ先生[Profile]

麻 こよみ先生

麻 こよみ(あさ こよみ)

福島県生まれ。主婦業のかたわら、趣味のためにと作詞教室に入学。卒業後は、講師だった星野哲郎氏に師事。1994年に長山洋子「蒼月」で『第27回日本作詩大賞』を受賞。ほかにも、水森かおり「竜飛岬」、神野美伽「風岬」、原田悠里「津軽の花」、伍代夏子「金木犀」など、代表作多数。

リリース情報

サムネイル
シングル 「須磨の雨」
日本クラウン
5.15 On Sale
オフィシャルサイト

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【応募期間】

2019年 4月 5日(金)~2019年 6月 2日(日)

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