音楽がなければ、きっと出会っていなかった私たち。
「歌のチカラ」が繋いだ我儘ラキアが考える、歌の未来とは。

2023.01.24
「限界を超え、すべての境界線をなくす」「新しいムーブメントを生み出せる空間を創り出す」をコンセプトに、 2010年に初開催されたツアー型ライブイベント『REDLINE』。コロナ禍を経た2022年11月には、3年ぶりに「REDLINE ALL THE REVENGE Supported by M」がぴあアリーナMMで開催され、日本ロックシーンの最前線で活躍するアーティストたちが集結。
イベントの出演者である『我儘ラキア』のメンバーに「歌のチカラ」についてお聞きしました。
        • 「歌のチカラ」が生むキセキのような瞬間が、我儘ラキアの原動力になる。

        • —はじめに、第一興商が発信している「Singing 歌いながらいこう」のメッセージに感じる率直な思いや共感ポイントがあればお聞かせください。
        • 星熊 南巫
          私の人生には、いつも音楽がそばにありました。思春期だったり、すべての体験が初めてという多感な時期を音楽と一緒に乗り越えて、音楽を作る側になりました。たくさんのアーティストからエネルギーをもらって成長した今、「Singing 歌いながらいこう」という言葉に、当時のことを思い出しています。歌の持つエネルギーは、きっと自分たちが思っているより大きいもの。それが多くの人に伝わればいいなと思います。

        • 海羽 凜
          こちらのサイトを読んでいるだけで元気になるような、さらに歌うことが楽しくなるようなポジティブな気持ちになれました。

        • 川﨑 怜奈
          私も歌にはチカラがあると思っていて、誰かと仲良くなるときって好きな歌が同じだったり、みんなでカラオケで歌ったりすることで共通点が増えて、仲間が増えていくのかなと感じていました。家にいるときは気分に合った曲を流して楽しくなったり、浸ったりすることでストレス発散もできているので、「Singing 歌いながらいこう」を見て、とても共感しました。

        • MIRI
          歌には不思議な力があるなぁ、そう漠然と小さい頃から思っていました。旅行先で楽しくなって鼻歌を歌ったり、お風呂場で大きな声で好きな曲を歌ったり。目に見える力はもちろんないけれど、歌った後にはなぜか気持ち良くなっていました。でも、歌について友人や家族と語ることなどなかなかないし、インターネットで「歌のチカラ」と検索することもありませんでした。今回、こちらのサイトを見て言葉、文章、一つひとつが心にストンと落ちてきました。そして、これまで漠然と感じていたものが確信に変わりました。あぁ、やっぱり私が感じていた歌のチカラは間違いではなかったんだなぁと。

        • —「自分らしく生きていくことの追求」「ヒトの多様性を肯定する」というグループコンセプトを背景に、メッセージ性の強い音楽を発信しているみなさんですが、アーティスト活動をするうえで重要視している「歌のチカラ」や、「Singing 歌いながらいこう」との共通点を感じる部分があれば教えてください。
        • 星熊 南巫
          私は、グループコンセプトに沿っているかはそこまで意識して楽曲作りをしていません。それは自分自身の可能性を縮めたくないからです。でも、それが結果的に自分たちのグループコンセプトにつながるのかなと思っています。同じ時代に生きて、同じものを感じて、そんな自分が書くリリックや音楽だからこそ、歌のチカラとなってたくさんの人に響くと信じています。

        • 海羽 凜
          我儘ラキアが楽曲を通して自分らしく生きることの素晴らしさを伝えたり、聴く人に元気を与えたりできることが、「歌のチカラ」や「Singing 歌いながらいこう」と共通しているのかなと思います。私たちのライブを観たことで、生活の中で新しい何かを始めようとしたり、頑張って前向きに生きようと考える人がいることを知ったときに、歌のチカラというものを強く感じました。我儘ラキアを素直に好きになり、また観にこようって思ってもらえると嬉しいですね。

        • 川﨑 怜奈
          コロナ禍を経たことで、我儘ラキアを通じて歌のチカラをより感じることが増えました。制限が多くて何もできない状況の中、気持ちがダウンしたこともありましたが、そんなときにファンの人たちから「ラキアの歌聴いて、毎日頑張ったよ!」「ラキアの歌聴いて、何かを始めようと思ったよ!」といった前向きな声をたくさんいただいて、自分たちがやってきたこと、想いがちゃんと伝わっているんだなと感じることができたんです。

        • MIRI
          人はそれぞれ考えていることが違います。それはどんなに近い関係でも、血がつながっていたとしても、思っていることや考えていることが全く同じとは限りません。自分の考えを一番理解して、一番支えてあげられるのは自分です。その反面、独りというのはとても怖いものでもあります。そんなときに何かを意見するわけでもなく、慰めてくれるわけでもない。でもそっとそばに寄り添ってくれるような歌を、同じく”独り”に立ち向かっている等身大の私たちの声で届けられたらいいな、と思っています。

        • 私たちが発信する等身大のメッセージを、国境を越えて多くの人たちに届けたい

        • —数々のライブをされてきた中で、特に「歌のチカラ」を感じた瞬間や体験はありましたか?
        • 星熊 南巫
          歌のチカラは常に感じています。音楽があれば、歌があれば何だってできるし、むしろ自分には歌しかないので、本当に音楽の力に感謝しています。言葉が通じなくても、何歳でも、美しいメロディは国境を超えて飛んでいくということを最近は本当に感じています。

        • MIRI
          私たちの顔も、歌もなにも知らない。初めて見てくれた方々が歌を聴いて、最後には手を上げてくれる、涙してくれる、そんな瞬間を見ると歌のチカラのすごさを感じます。きっとこの歌がなければ一生交わることのなかった人たちと気づいたらつながっている、国籍も年齢も男も女も関係ない。普通ではあり得ないことが歌のチカラのおかげでキセキがたくさん起こっているんです。

        • —メンバーのみなさんのさまざまな体験がルーツになって今の活動につながっていると思いますが、その中でも「歌のチカラ」が自身に与えた影響はありますか?
        • 星熊 南巫
          思い返せば、小さい頃からずっと音楽のチカラ、歌のチカラに助けられてきました。辛いときや独りぼっちのときにライブで初めて出逢ったアーティストのエネルギーや、大好きなアーティストの言葉。いまでも活動への原動力になっています。

        • 海羽 凜
          歌を聴くことで自分自身のモチベーションが上がって、それだけで明るく過ごせたり、悩み事があっても音楽、歌を聴くと素直に涙が流せたり、ネガティブなときでも背中を押されて自分を肯定してあげられたりすることです。

        • 川﨑 怜奈
          私は小学生の頃からずっと安室奈美恵さんが大好き! テレビやコンサートで歌っている姿が本当にかっこよくて、私も必ずそうなる!と決めて音楽に興味を持ち始めたので、安室奈美恵さんが発信する歌のチカラの影響はとても大きいと感じます。そして、私がラキアに加入するとき、実際に星熊南巫の歌やMCを聞いて、我儘ラキアとして生きていこう、この人についていこう!と決心したので、星熊南巫の歌は影響力が強かったです。

        • MIRI
          今こうしてマイクを握って歌っていなかったら、やりたいことも見つからず、ただ寝て起きてを繰り返す生活を送っていたのかもしれません。偶然にも自分に合った歌を見つけられたから輝いていられるし、こんなに自分を表現できているのだと感じます。映画や漫画にあまり泣いたりしない私ですが、歌を聴いたときには自然に涙がこぼれることも…。好きな歌を聴いているとき、歌を歌っているときが一番素直に自分自身に向き合えていると思います。

        • —人と歌の関係、うた/音楽のチカラはこれから先、より世の中にとって大切なものになっていくと私たちは考えています。その変化に、我儘ラキアのみなさんは活動を通じ、どのようにしていこうと考えられますか?
        • 星熊 南巫
          常にリアルを伝えること。汚いものや醜いものが全くなければ美しいものは作れないこと。光のすぐ横にはカゲがあって、美しい綺麗なものばかり伝える人にはなりたくないです。常に等身大で、色んなことにチャレンジする自分たちであり続けたいと常々思っています。そんな自分たちを観て、エネルギーを受け取ってくれたくさんの人が前を向いて進んでくれたら嬉しいです。

        • 海羽 凜
          我儘ラキアを観て、少しでも元気を出したり、明日も頑張ろうって思ってもらえたりするように、自分らしく生きること。制限が多い世の中であっても、その中でどれだけ我儘に、やりたいこと好きなことを発信していくべきか、私たちもみんなと一緒に模索しながらステージに立って活動していきたいです。

        • 川﨑 怜奈
          我儘ラキアのメンバーは、ラキアがないと絶対に出会うことがなかった異色すぎる人種の集まりですが、音楽があることでいまの関係性が成り立っていると感じます。一人ひとりが音楽に対していろいろな想いがあるからこそ、いまの我儘ラキアができていて、これからも進化し続けていけるはず。ファンの方が期待してくれている限り、我儘ラキアとして歌い続けたいと思います。

        • MIRI
          何かあったとき、一番近くにあってすぐに支えてくれるのは歌だと思っています。そして一度世に出すと、歌はずっと生き続けます。一曲流せばその場にいる人たちがひとつになれる、心が通じ合える。「歌のチカラ」はとても偉大で何よりも大きなエネルギーだと私は信じています。

出演者Profile

我儘ラキア星熊 南巫(ホシクマ ミナミ)、海羽 凜(カイネ リン) 、川﨑 怜奈(カワサキ レイナ)、
MIRIの4人組アイドルグループ。

2016年大阪で結成。幾度かのメンバーチェンジを経て、2019年7月に現在のメンバー構成に。これまでに「There is surely tomorrow」「reflection」「GR4VITY G4ME」などの楽曲をリリースしている。