「2023年 日本クラウンアーティストオーディション」決勝大会 密着レポート!

2023年1月29日、「2023年 日本クラウン アーティスト オーディション」が東京・丸の内で開催されました。
同オーディションは、次世代を担う新たなアーティストの発掘を目的に、日本クラウン主催で実施。過去には三山ひろしさんや羽山みずきさんらを輩出しています。
応募総数2232名から選ばれたファイナリスト23名が集結! 歌唱審査が行われ、グランプリ1名と準グランプリ2名が選ばました。
実力派ファイナリストたちによる個性あふれるステージ
出場者23名は4〜5名ずつ、5ブロックに分かれて進行。自ら選んだ楽曲をステージで歌います。
これまでの日本クラウン新人発掘オーディションでは演歌や歌謡曲が中心でしたが、今回「変化のクラウン」と掲げる通り、楽曲のジャンルが豊かに。演歌はもちろん、ポップスやアニソンを歌う出場者もみられました。
2000人を超す応募者の中から選ばれた23名だけあって、どの出場者も歌唱力は抜群! 個性豊かに、聴きごたえのある歌声を披露しました。
この日のトップバッターを飾ったのは、DAM★ともオーディションを勝ち抜き、2022年11月に横浜アリーナで開催されたANIMAX MUSIX 2022のステージに立ったRinaさん。演歌や歌謡曲を選ぶ出場者が多いなか、あえて得意とするアニソンで勝負!
▲思い出の楽曲・自身が得意とする楽曲である、水樹奈々の「WILD EYES」を力強く歌った

▲J-POPを歌う出場者も目立ち、オーディションの自由度がより高まった。男性が女性歌手の楽曲を歌ったり、女性が男性歌手の楽曲を歌ったりと、自分の声質や楽曲への想いに合わせて選曲していることがうかがえた

▲華やかなドレスやワンピースに身をまとう出場者も多くみられた。歌唱だけでなく、服装や本人のキャラクターにも個性があふれる

1グループの歌唱が終わるごとに、審査員や客席からの質疑応答の時間が設けられました。グループごとに質問は異なり、2〜3問ほどが投げかけられます。
選曲理由や自分がイメージする理想の歌手、コロナ禍での歌の勉強方法など歌唱にまつわる質問のほか、周囲からはどんな人だと言われるか?といった人柄にまつわる質問も。
▲グループごとに質疑応答。審査員からの質問に、順番に回答していく

▲「歌唱以外の特技は?」といった質問では、持参したイラストを披露したり、その場でモノマネや空手を披露するシーンも

途中、20分ほど休憩を挟み、前半後半を合わせて23名の歌唱が終了! 審査員たちは審査のため一旦会場を後に。
審査結果が出るまでは約30分。その間、2019年日本クラウン演歌・歌謡曲新人オーディションでグランプリを受賞した田中あいみさんと、準グランプリを受賞した原田波人(なみと)さんが登場!
オーディションで受賞後、プロデビューを果たした2人によるすばらしい歌謡ショーに会場の熱気が高まる中、着々と審査は進行! 果たしてグランプリの栄冠は誰の手に!?
▲2021年11月にデビューした田中さんは、第64回輝く!日本レコード大賞で最優秀新人賞を受賞。この日は自身の楽曲「大阪ロンリネス」などを歌い上げた

▲2022年1月にデビューした原田さん。自身の楽曲である「偽りのくちびる~最後の恋~」などを披露した

日本クラウン アーティストオーディション2023
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グランプリはまっすぐな歌声でインパクトを与えた長友美咲希さん!
▲グランプリに輝いた長友美咲希さん。笑顔がすてき!

グランプリに輝いたのは宮崎県在住の23歳、あさみちゆきの「青春のたまり場」を歌った長友美咲希(みさき)さん! 歌の先生と相談し、今の自分が出せるベストな音に合わせて選んだ楽曲だそう。
まっすぐと淡々と音を出す歌声、歌っているときの凛とした佇まいは強いインパクトを残しました。
▲受賞発表後、再度「青春のたまり場」を披露。何度聴いても心に響く歌声!

長友さんはこの日のオーディションを振り返り「びっくりして、信じられなかったです。歌い切るということだけを考えていて、歌っている途中のことは必死すぎて覚えていません。両親や応援してくれた人に喜びを伝えたいです」とコメント。
「笑顔がいいとよく周りに言われるので、聴いてくれる方に元気を与えられる歌手になりたいです」と話すとおり、陽だまりのような温かな笑顔も印象的でした。受賞の喜びをかわいらしいポーズで表現する一場面も。
▲笑顔で喜びのポーズ! 趣味はゴルフで、歌うこと以外にスポーツも好きなんだそう

歌手になりたいと思ったきっかけは、19歳頃にのど自慢に出場し、拍手をもらう喜びと感動を味わったことだそう。オーディションへの出場はこの日が初! 夢の実現に向けた大きな一歩を踏み出しました。
▲準グランプリを受賞した小椋さん

準グランプリ1人目は東京都在住、21歳の小椋康平さん。「故郷である東北の歌、母親を思い出すような歌を歌いたかった」と、小金沢昇司の「南部酒」を選曲。伸びやかで、純美な歌声を披露しました。
▲歌唱中の立ち居振る舞いも美しく、21歳とは思えない色香を感じさせた

「練習どおりに、楽しみながら歌いました。物心ついた頃から歌手になりたいと思っていて、氷川きよしさんを目標にしています。名前が呼ばれたときはまさか自分が…!と、びっくりしました。性別や年齢、国籍にとらわれず、何年、何十年、何百年と長く歌い続けられる歌手になりたいです!」と今後の目標を語ってくれました。
▲準グランプリを受賞した森田さん。出場者番号は23。歌唱審査では最後にステージに立った

準グランプリ2人目は兵庫県在住の21歳、森田鈴音(すずね)さん。坂本冬美の「羅生門」を、表現力豊かに歌い上げました。
▲「おむつをはいている頃から演歌が大好きです!」と、歌うことへの想いを語る森田さん

歌唱後の質疑応答の際には「絶対に売れます、ドル箱になりますのでお願いします!」とPRする場面も。
「名前を呼ばれたときはびっくりしましたが、嬉しかったです! 水森かおりさんが大好きで、ファンクラブにも入っています。水森さんのようにキラキラした笑顔で、ファンの方に愛される演歌歌手になりたいです」と、フレッシュな笑顔を見せました。
先輩歌手2人から受賞者へのエールも!
▲写真左から原田さん、森田さん、長友さん、小椋さん、田中さん

最後に、先輩歌手としてデビューしている田中さん、原田さんから、受賞した3人へエールが送られました。
田中さんは「日々成長なので、ゴールはないと思って頑張ってほしいです。今日のために皆さん努力をしてきたと思いますが、今日で終わりでなく、毎日続けることでチャンスが巡ってくると思います。今日からが人生のスタートなので、歌手という夢を日本クラウンと一緒に叶えていってほしいです!」と、自身が感じた努力の大切さをコメント。
原田さんからは「笑顔で、にこにこしていれば幸せは舞い込んできます! 忘れかけていた純粋な気持ちを皆さんからいただきました。僕も負けずに頑張って歌っていきたいと思います」と前向きなエールが送られました。
先輩歌手と次世代のアーティストたちが和気藹々と交流し、オーディションは和やかな雰囲気で終幕。受賞した3名の今後の活躍に期待がふくらみます!
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