歌を聞いてくれる人、一緒に歌ってくれる人がいるから、人は一人じゃない。
THE FOREVER YOUNGが考える「歌のチカラ」。

2023.01.17
「限界を超え、すべての境界線をなくす」「新しいムーブメントを生み出せる空間を創り出す」をコンセプトに、 2010年に初開催されたツアー型ライブイベント『REDLINE』。コロナ禍を経た2022年11月には、3年ぶりに「REDLINE ALL THE REVENGE Supported by M」がぴあアリーナMMで開催され、日本ロックシーンの最前線で活躍するアーティストたちが集結。
今回は、イベントの出演者である THE FOREVER YOUNGのボーカリスト・クニタケヒロキさんに“歌のチカラ”についてお聞きしました。
        • 俺たちの歌を聞いて明日も頑張ろうって思ってくれたり、孤独を乗り越えている。
          そんな人たちと俺たちを繋いでくれるのが“歌のチカラ“

        • ―第一興商が発信している「Singing 歌いながらいこう」のメッセージに感じる率直な思いや共感ポイントがあればお聞かせください。

          「うた」というモノは、老若男女関係なく、時代も季節も飛び越えて俺たちに寄り添ってくれる。「Singing 歌いながらいこう」というテーマは、言い替えるのであれば「Singing 歌いながら生きよう」。すごく素晴らしい言葉だと思います。

        • ―THE FOREVER YOUNGがアーティスト活動をするうえで重要視している“歌のチカラ”や、「Singing 歌いながらいこう」との共通点を感じる部分があれば教えてください。

          そもそも自分自身歌うのが好きで、カラオケが好きということもあるので、自分と同様に歌うことが好きな誰かの鼻歌になれたり、カラオケの十八番になれるような、誰にでも歌えて、誰にでもグッと来るようなメロディを作るということは常に心がけています。

        • ―2007年以降、前身のバンド時代から数えきれないほどのライブをされてきた中で、特に“歌のチカラ”を感じた瞬間や体験はありましたか?

          文章にすると不思議に感じるのですが、俺が歌うことで「明日も頑張ろう!」って思ってくれる人がいて、俺が歌うことで一人ぼっちの日々を乗り越えて生きている人がいる。そんな人たちがどこかで俺たちの歌を歌ってくれたり、聴いてくれたり、目の前で一緒に歌ってくれる。THE FOREVER YOUNGの歌は、俺が一人ぼっちだなぁと思った時の喜怒哀楽や、さまざまな想いを歌に馳せているですが、そんな人たちがいるから「俺は一人じゃないな」って思えるし、逆にその人たちにも「一人じゃないよ」って言える。不思議だなぁと思うのですが、そうやって俺たちを繋げてくれているのが“歌のチカラ”だと思います。

        • ―メンバーのみなさんのさまざまな体験がルーツになって今の活動に繫がっていると思いますが、その中でも“歌のチカラ”がクニタケさん自身に与えた影響はありますか?

          いろんな大好きな歌を聞いて救われたということもありますが、“歌のチカラ”に影響を受けて、そのおかげで今もこうやって、歌を歌って自分の存在意義を確立できています。

        • ―人と歌の関係、うた/音楽のチカラはこれから先の世の中にとって、より大切なものになっていくと私たちは考えています。その変化に、THE FOREVER YOUNGのみなさんは活動を通じ、どのようにしていこうと考えられますか?

          今までもこれからも変わらず、THE FOREVER YOUNGを好きな人を、そしてTHE FOREVER YOUNGをこれから好きになってくれる人を幸せにできるような、そんなメロディを歌っていきます。

出演者Profile

THE FOREVER YOUNGVo.Ba.クニタケ ヒロキ/Dr.オガワ リョウタ/Gt.タカノ ジュンスケ/Gt.ナカオ タイスケ

2007年に福岡県久留米市で結成、2014年に現バンド名に改名。代表作「素晴らしき世界」「人間合格」など。2022年5月25日にはDigital Singlr「君を輝かせて/もういっかい」をリリース。