レイリ NipponglishにTry!!
第一章突然降りかかる火の粉
ある日プライベートでカラオケに訪れるレイリ。
「今日は何を歌おうかな~」
意気揚々とカラオケルームの扉を開けると…。
そこに、なぜかあの『DAMであそぼう』のスタッフが!?
なぜここに???それに、私もうDAM★ともイメージキャラクターは卒業したはずじゃ…?
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「スミマセン、間違えました」と踵を返すレイリ。
───待って待って待って!!
レイリを止める『DAMであそぼう』のスタッフ。
「ど、どうされたんですか?」
疑問顔のレイリ。無理も無い、『DAMであそぼう』のスタッフとはもう関係が無いはず。
───まずは、一旦部屋に入ってご着席ください。
「は、はぁ…。」
不安たっぷりな気持ちで着席するレイリ。
───今日はですね、ぜひレイリさんにやっていただきたい事がありまして、このように時間を惜しんで駆けつけたわけですよ。
時間を惜しむ…?そして駆けつける???プライベートで来たカラオケなのに
ここにいること自体恐ろしい以外何物でも無いが…。
───今後、レイリさん、そしてbancessさんが大きくなり、世界へと羽ばたく事も視野に入れていただきたいと!
それには洋楽も歌いこなせてこそ世界的アーティストには必要不可欠の要素では無いかと!!
「は、はい…。」
───レイリさん、Nipponglish(ニッポングリッシュ)ってもちろん知ってますよね?
「あ…、いえ…。」
───DAM★ともイメージキャラクターを離れた途端これですか?
「いえいえ!そんな事は無いのですが、それは…存じ上げませんでした…。」
───Nipponglish(ニッポングリッシュ)とはこういうものです。
「へー!そういうのがあるんですね。ネイティブに近い発音で歌うことができれば歌いやすそうですし、聞いている方も上手く聞こえそうですよね。」
───そうなんです!カラオケDAMには(Nipponglish ver.)としていろいろな曲が配信されているんです。
───洋楽はよく歌われますか?
「あまり得意では無いですが、歌える曲ももちろんありますよ!」
───邦楽のNipponglishバージョンもあるので、それでもかまいませんよ。
「そうなんですね!いろいろと曲があるでのいいですね」
───では、まずは普通のバージョンで歌ってみていただいてもいいですか?
「はい!」
───もちろん精密採点モードで歌っていただきますので。
「えっ!そうなんですか?まさか何点以上で…、みたいな事があるんじゃないですか???」
───もちろんありますよ!
レイリさんなので、まぁ洋楽といえども90点以上は取れるのではないかと。90点以下でしたら、この企画のページアップは無しになりますので。
何キロバトル以上取れなかったらオンエアー無し~みたいなあの番組的なやつです。
「えーーーー!今日は普通にカラオケに来ただけなのにーーー!
(しかも今どき「爆笑オンエアバトル」のネタって…さすがおじさん!)」
───ん、何かおっしゃいましたか??
「いえ、何も…。」
───マネージャーさんの許可はいただいておりますので。
「えっ!マネージャーさん知っていたんですか!?」
───何曲でも挑戦はしていいので。1曲でも90点を超えることができれば、挑戦クリアとなります。
マネージャーに一抹の不信感を抱きつつ、レイリの挑戦は始まった。
しかもなんか趣旨が変わってきていないかと疑問に思うレイリであった。
第二章挑戦は始まった
1曲目は
「When We Were Young [ホエン・ウィー・ワー・ヤング]/Adele」を選曲。
いつものように歌い上げるレイリ。
気になる結果は、
「93.453」点!
いきなり90点越えを見せつけスタッフの思惑をあっさりと超えてくるレイリ。
「洋楽だと難しいですね!」
───いやいやいや!こんないきなりの高得点じゃないですか!
「満足いかないので、もう1曲いいですか?」
言うや否や2曲目に「Let It Go [レット・イット・ゴー]/Idina Menzel」を歌うレイリ…。
結果は、
「94.007」点!!
1曲目をさらに超える点数を叩き出す!
まさに企画クラッシャーだ…。
「楽しくなってきましたね。もっと歌ってもいいですか」
もはや止める者は誰もいない。
3曲目は「If I Ain't Got You [イフ・アイ・エイント・ガット・ユー]/Alicia Keys」
熱唱を続けるレイリ、果たして結果は…。
「96.729」点!!!!
これまでで最高得点である。
───レイリさん、さすがですね(汗)すべて90点を超えてくるとは!
「えぇ。何とか90点を超えることができました!難しかったですが、超えることができて嬉しいです。」
「じゃあ、挑戦もクリアしましたし、私はこれで」
と帰ろうとするレイリ。
───ちょっと待って下さい。今日の本題をお忘れですか?今日はNipponglishに挑戦していただくのが本来の目的ですから。
「アァ……、ソウデシタネー。」
───魂が抜けているような感じですが、大丈夫ですか?
「は、はぁ…。」
───では今度はNipponglishバージョンで歌ってみましょうか
Nipponglishバージョンを歌っているレイリ。
───どうでしたか?Nipponglishバージョンは?
「すごくいいですね!ルビ表記がネイティブに近いですし、発音の強弱も文字の大きさで表しているので発音しやすかったです!
聞かれている方もすごく耳なじみが良かったんじゃないですか」
───そうですね、気持ちよく歌われているように見えましたし、聞いている方も心地よかったです。」
「これでしたら何曲でも歌ってみたいですね。練習にもいいですし、洋楽好きな方には歌いやすくてもっといいんじゃないですか!」
───じゃあ、今度はNipponglishバージョンで挑戦をお願いしますね。
「えっ………、なんて???」
耳を疑うレイリ。
これは何かの間違いかもしれない。
そう思うレイリとは裏腹に話を進めるスタッフ。
───先ほどはあっさり90点を超えてきたので、今回は3曲歌って平均95点以上を取っていただきますよ!
「(無茶ブリにもほどがある。。)」心の中でそうつぶやくレイリ。
だが、『DAMであそぼう』時代から幾度となく挑戦をさせられ、それを乗り越えてきたレイリ。
今回も果敢に挑戦するレイリであった!!
第三章NipponglishにTry!!
真剣?な表情で曲を選ぶレイリ。
スタッフにぎゃふんといわせようと虎視眈々と狙っているかのようだ。
Nipponglish 1曲目は
「Let It Go (Nipponglish ver.) [レット・イット・ゴー]/Idina Menzel」で挑戦。
結果は、
「95.324」点!!
「95点を超えてよかったー!どんどん行きますよ!!」
Nipponglish 2曲目は、
「Talking To The Moon (Nipponglish ver.) [トーキング・トゥ・ザ・ムーン]/Bruno Mars」で挑戦。
「96.217」点!!
2曲目はまさかの96点超え!?
「だんだん調子が出てきましたよ!!」
誰にもレイリの勢いは止められない…。
Nipponglish 3曲目は、先ほども高得点を出した
「If I Ain't Got You (Nipponglish ver.) [イフ・アイ・エイント・ガット・ユー]/Alicia Keys」で選曲。
果たして…。。
「96.510」点!!
「さっきの点数を越えられなかったのは残念でした…。」
全て95点を超え挑戦をクリアし、Nipponglishの歌いやすさを体現したレイリ。
さすが初代「DAM★ともイメージキャラクター」!
「すごく歌いやすかったです!!Nipponglish、すごくいいですね!!」
第四章挑戦を終えた戦士
───実際にNipponglishを歌ってみてどうでしたか?
すごく自信をもって歌えました。
歌詞のルビも歌う音に近い表記でしたし、強弱をつけるところがわかりやすくて、歌いやすかったです。
───そうですね。とても気持ちよく歌われている感じがしましたよ。
J-POPの曲のNipponglishバージョンも歌われてましたよね。
いつもJ-POPで英語の部分とか出てくると、他の人に頼っちゃうんですけど(笑)
これなら私でも歌えました。
本当にいろんな曲がありますよね。
───洋楽は苦手です。みたいな事を言っていたのに高得点の連発でしたね。
本当なんですよ!レッスンでは洋楽を歌う事はあるのですが、カラオケではあんまり歌ったことが無くて。
しかも洋楽で精密採点はやったことが無かったですから。
───それであの得点ですからね。さすがの一言につきます。
ありがとうございます。まさか自分でもあんな点数が出るとは思っていなかったです。
これもひとえに、Nipponglishが歌いやすいからですね。
洋楽が得意な方や、普段歌われない方にもすごくいいと思います!
皆さんもぜひNipponglishを歌ってみてくださいね!
久々の挑戦を終え、笑顔で帰るレイリ。
だが…、これで終わったわけでは無い。
再び、スタッフの魔の手が襲い掛かる…かもしれない。