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津吹みゆ

伸びやかな“直球ボイス”にあふれる戻らぬ恋への思い。サビの節回しも圧巻

カラオケ配信曲 ※10/7より「本人映像」で歌えます

※動画はカラオケ映像とは異なる場合があります

インタビュー

遠く故郷へ届けるように歌い上げ“さんさ”の響きに郷愁も香る

―新曲「望郷さんさ」は、故郷での過ぎ去りし恋に思いをはせる歌ですね。ご自身は、どんな点が魅力だと感じましたか?

三味線がとてもカッコ良く鳴り響き、望郷モノの力強い演歌と恋愛モノの切ない演歌が、うまく融合された曲調が魅力だと思います。“さんさ”という言葉も、上品な響きですごく好きですね。“さんさ”は擬音語で、民謡などのおはやしの言葉だそうですが、郷愁を誘う感じがします。

―“さんさ”という言葉を用いたのは、作詞の万城たかし先生ですね。どんな方ですか?

とても優しい先生です。地方のカラオケ大会のお仕事でご一緒したのが最初です。レコーディングより前に、私が会津での歌謡ショーに出演したときは、お客さまの中に思いがけず万城先生の姿があり、“あれ?”となって(笑)。見に来ていただいて、感激しました。「望郷さんさ」の舞台は岩手です。レコーディングのときには、歌詞に出てくる“北上川”などの岩手らしい風物についても教えてくださいました。

―万城先生は津吹さんが宝塚ファンだけに、“歌うときの表現力もとても豊か”と褒めていましたよ。

うれしいです。宝塚にはハマっていて、生の舞台はなかなか見に行けないのですが、DVDをよく見ます。舞台での美しい立ち姿や身ぶり手ぶり、歌うときの表情などにときめきつつ(笑)、勉強にもなっています。「望郷さんさ」の振り付けも、何か印象に残ることができたら、と思います。他に、時代劇ファンなので大衆演劇にもハマっています。舞台で何かを表現するのが好きな私は、観劇から得るものが多いです。

―「望郷さんさ」を歌う上では、どんなことを意識されましたか?

私の師匠で、全シングルを作曲していただいている四方章人先生から、“遠くへ届けるイメージで歌いなさい”と教わりました。特に“いまも焦がれて サーァ”というサビの部分は、“山の頂上から遠くへ響かせるように”と言われ、その通り心掛けました。カラオケで歌っていただくときも、この点がポイントですね。他に“演歌は揺さぶりを入れる部分が大切”とも教わりました。“揺さぶり”とはこぶしのことです。本作はサビが少し民謡調なので、皆さんにも、こぶしを気持ち良く入れていただけると思います。

―そもそも歌手になるのを夢見たきっかけは、どんなことでしたか?

介護福祉士で音楽療法士でもある母が、歌好きで。母が友人たちと行っていた、福祉施設での歌の活動に、私も子どものころから同行していました。施設には高齢者の方が多いので、「リンゴの唄」や「青い山脈」などの昭和歌謡を歌いましたね。私が歌うと、拍手してくれたり、涙を流して喜んでくれるのを見て、歌の力のすごさを感じ、小3ぐらいで“歌手になりたい!”と思いました。

―今年でデビューして4年目です。振り返ってみていかがですか?

こんなに全国を回らせていただくとは知らず、歌うことで多くのご縁に恵まれました。歌がさらに大好きになって、歌手になって良かったです。故郷の福島県にいる祖父母とは今もよく電話で話します。声を聞くだけで励みになりますね。「望郷さんさ」を多くの方に歌っていただけるように、歌手として人として成長するべく頑張って、皆さんに愛される演歌歌手になりたいと思います。

Profile

津吹みゆ

福島県生まれ。母が行っていた、福祉施設に歌を届けるボランティア活動に小学生のときから参加。平成24年、『NHKのど自慢』に出演してスカウトされ、作曲家・四方章人氏のレッスンに通う。歌の勉強を重ね、平成27年に18歳でデビュー。

作詞家インタビュー

津吹みゆさんの「望郷さんさ」を作詞された万城たかし先生にお話を伺いました。

―津吹みゆさんの作品を手掛けたのは、今回が初めてでしょうか?

ええ。津吹さんは2年ほど前に、僕が審査員を務めた地方でのカラオケ大会に、ゲストで出演したんです。そのとき、初めて生で彼女の歌声や明るいトークを聴いてファンになり、作品を書きたいと思っていました。実現してうれしいです。彼女は、これまでも望郷モノを歌っていますが、今回は舞台を岩手にし、恋心を挟み、ヒロインを少し大人にした歌詞にしました。素顔の津吹さんは、何かに体をぶつけたときも“いでっ”と(笑)、お国なまりを口にするような、素朴で素直な人ですね。

―歌手としての津吹さんの魅力はどういう点でしょうか?

彼女のキャッチフレーズに“直球ボイス”とあるように、真っすぐ前にぐーっと声が出るのが魅力です。若い歌い手さんは、下から上の音へ移るとき、探りながら声を出すことが多いのですが、津吹さんはスーッと移れます。「望郷さんさ」でも、出だしの“さんさ時雨(しぐれ)る”では、“さん”から“さ”へ音が一気に上がりますが、彼女は声がピンと伸びて、聴いていてすごく気持ちがいい。見た目もアイドル風の子が、演歌を歌ってくれるのもうれしいですよね。

―タイトルに“さんさ”と付けたのは、どういう意図ですか?

宮城県の有名な民謡「さんさ時雨」の発祥の地は、調べると岩手県一関市のようなんです。僕の出身地なので、「さんさ時雨」に絡めた作品を作りたいと、以前から考えていました。編曲の伊戸のりお先生は、「さんさ時雨」の前奏をうまく冒頭に取り入れてくれました。「さんさ時雨」の雰囲気も醸され、民謡を歌う人なら、すぐわかるかもしれません。また“さんさ”は、盛岡で盛んな“さんさ踊り”にも掛けています。

―同じ東北人としても、津吹さんの活躍を期待したいですね!

彼女は福島県出身ですしね。津吹さんが歌うことで、東日本大震災で被災された方が元気になるような存在に育ってくれたらうれしいです。今の彼女が持つ魅力をそのまま生かし、息の長い歌い手になってほしい。そうなれる人だと信じています。

(取材・文:大西千夏)

万城たかし先生

万城たかし(まき たかし)

岩手県生まれ。昭和44年、歌手を志して上京し、作・編曲家の只野通泰氏に師事。昭和52年、歌手を断念して作詞家の荒川利夫氏に師事。昭和56年、春日八郎「ふるさと便り」で作詞家としてデビュー。以後、“万城カラオケ教室” (後に“歌謡シンポジューム”)を開講、新人歌手育成のために事務所を設立。主な作品に福田こうへい「天竜流し」、一条貫太「ふたりの始発駅」、鳥羽一郎「銭五の海」など。

リリース情報

サムネイル
シングル「望郷さんさ」
日本クラウン
10.3 On Sale
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