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岩出和也

端正なルックスとムードたっぷりの歌唱で人気を博している歌手・岩出和也さんと、「哀愁のリラ」を作詞した石原信一先生にそれぞれお話を伺いました。

岩出和也インタビュー

―新曲「哀愁のリラ」は、どんな作品でしょうか?

北国を舞台に、別れて数年たった女性に“もう一度会いたい”と願う切ない男心を歌った作品です。ロマンチックでどこか懐かしい感じもあって、言うなれば石原裕次郎さん的な世界。ムードたっぷりな点が魅力ですね。僕のシングルのA面としては、こういうタイプの作品は初めてかもしれません。良い作品に恵まれて、気持ちもイキイキと取り組めています。

―覚えやすいメロディーで、サビの“もう一度 もう一度 リラの咲く街で”も耳に残ります。

作曲してくださった弦 哲也先生に、“歌い良い作品ですね”と言ったら、弦先生もうれしそうにニコッと笑顔を見せてくれました。“歌い良い”というのは、歌ってくださる方のことも考えた歌いやすさと、楽曲の良さを共に備えている、という意味です。今回のCDジャケットで着ているスーツ(上の写真)は、最初は濃い紫でしたが、“紫がいい”と言ったのは僕1人で(笑)。スタッフと検討した結果、より北国らしい、爽やかな薄いブルーのスーツとなりました。

―岩出さんには、“コートの襟を立てるような北国が似合う”と、今回、作詞された石原信一先生はおっしゃっていましたよ。

石原先生の前では、そんなにカッコつけてないですけどね(笑)。石原先生には、僕がキングレコードに移籍してからの、シングルの半分近くを作詞していただいています。確かに僕の曲には、“北”がテーマの作品が多く、石原先生との最初の作品も「北フェリー」で、次が「北ターミナル」でした。近年は、今回のように少し大人の雰囲気や色気が表現できるような作品を、石原先生をはじめ他の先生方も書いてくださるようになりました。僕のことを、いろいろと親身に考えてくださる石原先生に書いていただくたびに、“ここで一発、ヒットを!”と思います。

―「哀愁のリラ」をカラオケで歌うポイントを教えてください。

哀愁演歌なので、ムードたっぷりに歌っていただければ。そう高くない、声の出しやすい音域で作られていて、座っていても声が出せる作品です。カラオケ向きですね。太い低音の声の方なら、特にテクニックがなくても、カッコよく聴こえると思います。石原裕次郎ファンの方にも、カラオケの十八番にしてもらえるとうれしいです。

―今後の目標はどんなことでしょうか?

僕の作品は、カラオケで結構歌っていただいています。ですからホップ・ステップ・ジャンプではないですが、まずカラオケの定番歌手として、ベスト10入りするぐらいになりたいですね。“歌い良い”作品を、これからも歌っていきたいと思っています。

[Profile]

大阪府生まれ。平成9年にデビューし、第30回日本有線大賞新人賞と第39回日本レコード大賞新人賞を受賞。平成17年、キングレコードに移籍。平成24年、「陽だまりの花」のヒット以降、安らぎや優しさがテーマの演歌で好評を博す。

作詞家・石原信一先生インタビュー

―岩出さんとは、長くお仕事をされてきましたね。

これまで10年余り断続的に、彼の作品を手掛けてきました。その中で、ルックスが二枚目の岩出くんに、他にセールスポイントになるものを、と“安らぎを求める気持ち”や“女性への思いやり”をモチーフにした2作を続けて書きました。そのうち平成24年にリリースして、ヒットしたのが「陽だまりの花」です。このいわば“安らぎシリーズ”を、岩出くんは自分の世界として大切にしてきましたね。

―今回の「哀愁のリラ」はどういうコンセプトで作詞されたのでしょうか?

私が作詞したものに限らず、岩出くんのシングルのA面では、ご当地ソングとまではいきませんが、どこか特定の街をイメージできるような作品が、ほとんどないんです。それで今回は札幌を舞台にし、街を象徴するものとしてリラ(ライラック)を使いました。北海道胆振東部地震がありましたが、亡くなられた方には謹んで哀悼の意を表し、被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます(9月6日取材)。

―北海道で愛される作品になるといいですね。

メロディーも素晴らしいですしね。今回、作曲された弦 哲也先生による名曲に、石原裕次郎さんの「北の旅人」があります。あの作品のような雰囲気が岩出くんには似合うと思って作詞しました。その思いは弦先生に通じたようで、「北の旅人」のようにとてもロマンチックで、ムードある作品になりました。岩出くんの柔らかな良い声も、前によく出ています。

―作詞する上でこだわった点はどんなことでしょうか?

分かりやすい言葉を使って、根底には優しさが流れるような歌詞でありたい、とは思っていました。私の歌詞を、“水彩画のようですね”と褒めてくれた方がいます。そんな淡い感じが、リラとマッチしていればうれしいです。

―岩出さんの、アーティストとしての成長ぶりはいかがですか?

歌で大人の表現もできるようになりましたね。キャリアも積んでどんな歌でもこなせるでしょうし、ルックスも素敵。ファンがいて今でもスターですが、現状に満足してほしくはないです。今後はより大きなスターになってほしいですね。

(取材・文:大西千夏)

石原信一先生

石原信一(いしはら しんいち)

福島県生まれ。青山学院大学文学部卒。詩人のサトウハチロー氏に師事。放送作家、フリーライターを経て作詞家に。昭和58年、森 昌子「越冬つばめ」で日本作詩大賞優秀作品賞を受賞。主な作品に市川由紀乃「心かさねて」、松原健之「花咲線〜いま君に会いたい〜」、太川陽介「Lui-Lui」、氷川きよし「しぐれの港」、ビューティ・ペア「かけめぐる青春」など。日本作詩家協会常務理事。

リリース情報

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シングル「哀愁のリラ」
キングレコード
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