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北原ミレイ

スタイリッシュな佇まいに磨き抜かれた歌声で魅了する北原ミレイさんと、「愛は一期一会」を作詞した、たきのえいじ先生にそれぞれお話を伺いました。

※動画はカラオケ映像とは異なる場合があります

北原ミレイ インタビュー

―新曲「愛は一期一会」は北原さんにとってどんな印象でしたか?

このところおしゃれなラブソングを多く歌ってきましたが、そろそろ人生を歌いたいと思っていたんです。再来年は歌手生活50周年ということもありますし、絵空事でない本当のところを歌いたいと思っていたので、たきの先生の詞に込めた思いがぐっと胸に来ましてね。こういう歌は冒険でもあったんですが、とても良い歌を頂いたと思っています。

―幸福感のある明るい曲想で、イントロから引き込まれます。

そうですね、いろいろな人との出会いを振り返ったときに、しみじみと良かったなと思えるような歌ですね。私自身、人との出会いによって大きく人生が変わりましたから、一期一会を実感しています。

―この歌の好きなところ、難しいところはどこですか?

やっぱりサビの“愛は一期一会”のところです。さあ、行くよ〜という感じで、ポーンと自分の好きな音が出るんです。歌っていてとても気持ちいいですね。難しいところは…うーん、ないですね(笑)。

―カラオケでのアドバイスを!

愛する人のことを思い浮かべながら、幸せを感じて歌ってほしいです。歌い出しはそっと語りかけるように、サビでは伸び伸びと表現してもらえれば。

―たきの先生が北原さんはどんどん歌がうまくなっているとおっしゃっていました。

自分ではいつも、これでいいのかなと心配しながら歌っているんですよ。声が出なければ表現できませんから、声には気をつけています。そのためにヨガやボイストレーニング、朝の自家製スムージーを長い間続けています。

―ジャズやシャンソンなどさまざまなジャンルの音楽を歌ってこられましたが、現在の歌との向き合い方は?

幼いころから洋楽が好きで、初めて自分で買ったレコードがブレンダ・リーの「想い出のサンフランシスコ」でした。彼女に憧れて歌手になりたいと思い、上京して銀座のクラブで歌っていたときに水原 弘さんに声を掛けられてデビューしたのが「ざんげの値打ちもない」だったんです。デビューしてからも“銀巴里”でシャンソンを歌ったりもしていましたし、私の中では歌のジャンルに垣根はないんです。日本の歌を歌っていても洋楽の下地は出ているのかもしれませんね。

―今後の活動についてお聞かせください。

再来年に歌手生活50周年を迎えるので、私もトップを取るつもりで頑張ります。言霊ってあると思うので。“一秒先の未来へ”なんてあの大会にぴったりだと思いませんか(笑)?50周年だからこの曲が私の元に来てくれたんだと感謝しています。

[Profile]

愛知県生まれ。デビュー曲「ざんげの値打ちもない」で数々の賞を獲得。昭和50年には代表曲「石狩挽歌」を発表。大ヒットとなり、歌謡史に残る名曲として今も歌い継がれる。再来年には歌手生活50周年を迎える。

作詞家・たきのえいじ先生インタビュー

―この曲をお書きになったテーマをお聞かせください。

人生の区切りというのを日常の延長の中で表現できたらというのはありましたね。人生で一回しかない巡り合わせを一期一会と言いますが、これを日常の時間感覚で表現してみようと思ったんです。一日は長いけれども一年は短いと感じるような時間の感覚ってあるでしょう?言葉を解体して、分解していくといろいろなものが見つかるんです。それを組み立てていく作業が好きですね。

―ご自身も作曲されますが、作詞だけのときとは違いますか?

僕の場合、曲はなんとなくできることが多いんですが、詞はそうはいかない。詞は論理だから簡単にはできないし、勝手に書いちゃいけないと思っています。そして言葉が映像として動かなくてはいけないし、動いて血が流れてないといけない。言葉が生きているかどうかが作詞の基準となっていますね。作詞・作曲をどちらも手掛けるときは曲から入ります。後から曲を付けられないから。今回の作品は詞が先だったので、曲を書いた弦さんはすごいなあと思っています。僕にはできないもの(笑)。

―一番気に入っているところは?

初めの“幸せ計る ものさし”ですね。カッコイイでしょ、最初にこれを持ってくるのが。物語の設定をきちんと作らないとできないんですよ。そして2行目の“時を戻す 時計がありますか”で主人公の立ち位置が決まりました。“一秒先の未来へ”というのも歌だからこそできるトリックで、面白いでしょう?一秒というスケールの中にたっぷりの時間を感じることができて、不思議なところへ連れて行ってくれると思うんです。

―北原ミレイさんの魅力はどんなところですか?

北原さんは抽象的な詞が似合うと思っているんです。いい意味で生活感のない“うたびと”だから。数年前に仕事したときよりもますます歌がうまくなっていてびっくりしました。年とともに若くなっていて、それでいてずっしりとした存在感があって表現力が増している。刃物に例えると、どんどん研ぎ澄まされて切れ味鋭くなっている、歌の刃物を持っている。この詞の言葉を手掛かりに、質感をうまく表現してくれて、声が生きているのがうれしかったですね。

(取材・文:嵯峨紀子)

たきのえいじ先生

たきのえいじ

昭和24年愛媛県生まれ。昭和49 年フィンガー5メインボーカルのソロシングル「つばさがあれば」で作詞・作曲家としてデビュー。『NHKみんなのうた』、ドラマの主題歌など多数手掛ける。代表作として、小林幸子「とまり木」、伍代夏子「忍ぶ雨」、山川 豊「函館本線」、マルシア「ふりむけばヨコハマ」、堀内孝雄「東京発」、瀬川瑛子「とんぼり」、天童よしみ「かざぐるま」、田川寿美「北海岸」、坂本冬美「紀ノ川」ほか多数。

リリース情報

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シングル「愛は一期一会」
徳間ジャパンコミュニケーションズ
12.5 On Sale
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