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野村美菜

今年迎えるデビュー15周年を新曲「夢路の宿」で飾る野村美菜と、歌の師匠であり、今回作曲もされた水森英夫先生に、それぞれお話を伺いました。

カラオケ配信曲 ※2/10より「本人映像」で歌えます

※動画はカラオケ映像とは異なる場合があります

野村美菜インタビュー

―新曲「夢路の宿」は、長崎を舞台に忍ぶ恋を描いた、和製ブルース調の作品ですね。

これまでもブルース調の作品は歌ってきました。でも今回は全然テイストが違い、グッと大人の雰囲気です。私の歌の恩師で、ずっとシングルを作曲していただいている水森英夫先生には、“ジャズっぽい雰囲気で歌ってほしい”と言われ、私にとって新たな挑戦となりました。もともとブルース調の、八代亜紀さんなどの作品も好きですし、チャレンジしがいがありました。曲調は“しのべば暮れる”辺りから、どんどん盛り上がってサビに入りますが、“燃えて身をやく”というサビのフレーズも色っぽくて好きです。

―歌う上で大切にされたのはどういう点でしょうか?

まずリズムですね。三連(符)の曲なので、三連のノリを大事にしました。カラオケで歌っていただくときにも、伴奏の音をよく聴きながら、リズムをご自身で取ってもらうと、気持ち良く歌ってもらえると思います。

―作曲された水森先生は、どんな方でしょうか?

歌の道を、本当に一筋に貫かれていて、そんな先生の姿勢を尊敬しています。私が内弟子にしていただいたのは19歳のときから2年ほど。当時も今も作曲とレコーディングで多忙な中、先生は“基本が大事だから”と週1、2回はレッスンしてくださって。“弟子を育てよう”という熱意も素晴らしいです。私は仕事がないとき、いまだにレッスンに行きます。歌だけでなく、私にとっては人生の師匠であり、“東京のお父さん”とも言えますね。水森先生に出会えなければ、今の私はなかったと思います。

―内弟子時代はレッスン後、泣いて帰ることもあったとか?

はい(笑)。レッスンでは、歌唱力が完璧と思えるほかのお弟子さんたちに比べると、私はまったく素人のようなレベルで、悔しくて。近所のお店で話を聞いていただいたりしました。そんな私のことを、今も先生は“打たれ強い”“いつもはい上がってくる”とおっしゃってくださいます(笑)。

―新曲の宣伝で忙しいと思いますが、オフの楽しみは何ですか?

体を動かすことが好きなのでジョギングやフットサルをしますね。今、気になっているホットヨガも、今年は楽しんでみたいです。

―デビューから今年で15周年です。抱負をお聞かせください。

節目の年ですし、「夢路の宿」は今までの野村美菜にはない曲調です。CDジャケットも前作と違って、黒のドレスを着てシックで艶っぽい雰囲気。新たな私を見ていただけるこのチャンスを生かし、ぜひ大ヒットにつなげる1年にしたいです。

野村美菜 [Profile]

宮城県生まれ。2002年に作曲家・水森英夫先生の内弟子となる。’04年に女優の泉 ピン子が後見人となり、“三代目コロムビア・ローズ”としてデビュー。’17年発売の「伊良湖水道」はロングヒットを記録している。

作曲家・水森英夫先生インタビュー

―内弟子にされたきっかけを教えてください。

レコード会社の方から、“もし良かったら内弟子にして、鍛えてもらいたい子がいる”と言われて、スタジオで彼女に会いました。その場で藤 圭子さんの作品を歌ってくれて、少し紗のかかった、個性豊かな声が魅力的でしたが、歌は技術不足で断るつもりでした。でも本人と話して、仙台から上京した彼女が当時住んでいたのが、昔、自分が住んでいた住所と、丁目まで同じだと分かって。一転、“預かる”と決めました(笑)。“縁があるな”と思ったんです。

―レッスンするうち、歌唱力が大きく伸びたわけですね。

どんどん声が出てくるようになって、歌が磨かれていきました。メロディーを覚えるのも早くて、1回聴くとすぐ歌えます。努力も惜しまず、人一倍の頑張りが目に見えるようなタイプでしたね。

―「夢路の宿」は、どんなコンセプトで作曲されたのでしょうか。

青江三奈さんが歌ったような作品をイメージしました。でも当時のものと少し変えないと、今の流行歌にはなりません。詞もメロディーも“ちょっと違う”ことが大事で、そのさじ加減が難しかったですね。彼女は、中音から高音に入る音域の声が最も魅力的なので、その音域が多くなるようにも作っています。さらにどなたでも無理なく声が出るよう、10度(1オクターブは8度)の音域で作ることにも徹しました。

―カラオケでも歌いやすい作品なんですね?

まさにそうです。わりと淡々とした曲調ですから、感情移入はせずに雰囲気は出しつつ、さりげなく歌っていただけると良いですね。歌詞もその方がよく伝わります。この作品のように三連(符)の曲は、リズムを待ちきれずに走り気味に歌いがちですが、リズムに遅れず、後ろへ倒すような気持ちで歌ってもらえれば、と思います。

―彼女には今後、どんなことを望まれますか?

今まで通り、マイペースで一歩ずつ、着実に歩むことですね。気づいたら“あ、ここまで来ていたんだな”という感じで、野村美菜の場合は良いと思うんです。毎日、歌っていたらいつの間にか紅白に選ばれていた、という歌手に、ぜひなってほしいと思います。

(取材・文:大西千夏)

水森英夫先生

水森英夫(みずもり ひでお)

1949年、栃木県日光市生まれ。’63年、東芝レコードより「悲しきジンタ」で歌手デビュー。’77年に作曲活動に入る。氷川きよしをスカウトして人気歌手に育てたほか、山内惠介も門下生の1人。代表作に森山愛子「会津追分」、水田竜子「新庄恋しや」、天童よしみ「夕月おけさ」、キム・ヨンジャ「花ふたたび」、山内惠介「さらせ冬の嵐」など。他にも多くのヒット曲がある。

リリース情報

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シングル「夢路の宿」
日本クラウン
2.6 On Sale
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