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門松みゆき

天に抜けるような力強い歌声を武器に、今年2月にデビューした門松みゆきと、歌の師匠である作曲家の藤 竜之介先生にお話を伺いました。

門松みゆき・藤 竜之介 インタビュー

―デビューおめでとうございます。先生から見て最初の印象はいかがでしたか?

藤・・・・最初は普通の高校生で、元気のいい子だと思いました。女の子は大人びるのが早くて、最近では僕の方が叱られています(笑)。

門松・・・弟子入りした当初は地元の小田原から通っていましたが、内弟子になって近くに住まいを移し、それから8年になります。内弟子になってからは付き人兼マネジャーみたいなことをしていたので“次はリハーサルが15時ですから早くしてください”なんて今も言ってしまうんです。両親よりも先生と先生の奥様といる時間の方が長いし、先生も息子さんや娘さんと過ごすより長い時間私といます。不思議な関係性ですが、本当の娘のように育てていただいたんです。

―このデビュー曲は彼女に合わせて作曲されたんですか?

藤・・・・そうです。声の質や音域を合わせて。それとまだこの年齢ですから、若々しい曲をと。

門松・・・作っている最中も、これでいいか、歌いにくいところはないかなど、何度も擦り合わせをしてくださいました。

―小田原出身なのになぜ“みちのく”なのでしょう?

門松・・・私が津軽三味線を弾くので、三味線をイメージする楽曲になるといいなというところからです。“みちのく”と言えば津軽や東北の印象がありますし、三味線を弾きながら歌うことができるようにと。(スマートフォンの写真を見せて)先日のイベントでは、こんな感じでドレスに三味線を持って舞台に立ちました。

―この曲の好きなところは?

門松・・・やっぱり“ホーヤレホー”のところです。ここをどう表現するかが私の中でも課題になりました。先生ともいろいろな意見を出し合って試行錯誤を繰り返しました。

藤・・・・“アー ホーヤレホー”の“アー”とうなるところですね。そこは何も指示していないのに、本人の歌に対する気持ちが素直に表れたところなので、やったな、と。

―カラオケで歌う際のコツを教えてください。

藤・・・・歌詞をハッキリ歌うことと、うなるところは極端にうなるのではなく抑えて。

門松・・・先生の楽曲は組み立てがわかりやすいんです。前半はリズムに乗って言葉をハッキリ丁寧に、サビでは気持ち良く、一度落ち着いてから最後のフレーズを歌うと無事に完結します。

―先生は日本語の美しさを生かす曲作りをされるそうですね。

藤・・・・きれいに話をされる方って、やはりすてきですから。

門松・・・レッスンでもそれは必ず言われます。まず歌詞で何を言っているかわからないといけないから、そこはとても注意されます。

―レッスンはスパルタですか?

門松・・・厳しいですよ。普段はこんなふうに穏やかで優しい先生ですが。先生が今いらっしゃらないので話しますが(本当はすぐそばに座っている)、本当に細かくてしつこいんですよ(一同爆笑)。1フレーズだけで一日が終わることもあるんです。

藤・・・・やり返すね〜(笑)。普段の鬱うっ憤ぷんを吐き出そうとしてるね。

門松・・・でも粘り強く繰り返すことで自然と身に付くことを学びました。

―そういったレッスンは高校生にはつらかったのでは?

門松・・・高校時代の2年間は今より優しかったです。内弟子になってからは、演歌歌手を仕事にするためにお互い人生を懸けているのだからとおっしゃって、徐々に厳しくなりました。

―先生は最初から“この子はプロになれる”と思われましたか?

藤・・・・すぐにそう思ったわけではありませんでした。内弟子にするには、これまでどういうふうに生活してきたのかということを、かなり調べるんです。この子はトロンボーンを吹くので、吹いているところを見に行ったりだとか。厳しい暑さの日に、汗びっしょりで一生懸命吹いているところを見て“この子ならできる”と思いました。

門松・・・北條五代祭りという小田原の有名なお祭りのパレードを先生が見に来てくださって。私は演奏しながら練り歩く側だったんですが、先生は最初から最後まで、ずーっと追いかけて来てくださったんです。そのときに先生のところに行きたいと思いました。

藤・・・・内弟子にするとなると、わが子のように育てるわけですから、ちゃんと確認しないと、と思っています。

―お二人で築いてきたデビューですね。

藤・・・・この子の声の、どこが良く響くとか、どこが良いかすべてわかっています。デビュー曲は石原信一先生の詞をいただいて、素晴らしい巡り合わせだと喜びました。

―元号が改まるタイミングでのデビューですが、どんな1年にしたいですか?

門松・・・まずは門松みゆきという人物を覚えていただくこと。「みちのく望郷歌」という素晴らしい曲を頂戴したので、一人でも多くの方に聴いていただき、皆さんが笑顔に、元気になってもらえたらうれしいと思います。

藤・・・・体に気をつけて健康でね。それが一番だね。

(取材・文:嵯峨紀子)

門松みゆき [Profile]

神奈川県生まれ。2歳で演歌に目覚め、歌手を目指して16歳で作曲家・藤 竜之介先生に師事。演歌、歌謡曲からポップスまで幅広くこなす。16歳で日本テレビ『歌スタ!!』、20歳で『全日本歌唱力選手権 歌唱王』に出演。特技はダンス、津軽三味線、トロンボーン。

藤 竜之介先生[Profile]

藤 竜之介先生

藤 竜之介(ふじ りゅうのすけ)

1952年山口県出身。成蹊大学工学部卒業。吉田矢健治氏に師事。東芝EMIより歌手デビュー後、作曲家に転身。川中美幸「恋歌ふたたび」、小金沢昇司「無器用者だと言われても」、八代亜紀「10年後の3年2組」、金田たつえ「想火酒」、作詞・作曲を手掛けた前川 清「一人愛」など。新人歌手育成にも情熱を傾け、多くの新人賞の獲得に貢献している。

リリース情報

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シングル「みちのく望郷歌」
初回限定盤
日本コロムビア
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シングル「みちのく望郷歌」
通常盤
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